創業九十余年 着物と帯の専門店
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藤 布

(京都府)

 
 藤布はかつて単に「強い繊維」という実用性から、醤油搾りや蒸し布、畳の縁などに使われていたものですが、その野趣に富んだ独自の風合いが見直され、

 ほんの僅少ですが着尺として作られているほか、ハンドバッグや帯などの染繍加工品も個人的に作られています。

 藤布が織られるのは1月〜2月の雪の下の仕事で、藤の木の皮から繊維をとった物です。皮はぎの作業は春の彼岸から秋の彼岸までと云われ、

 山野に自生する藤で、黄藤よりも赤藤が喜ばれ、第二皮という表皮をとり白い甘皮だけを集め、十分乾燥させ、10月頃に水に浸し、

 灰のアクで約1日煮込むと柔らかくなり、それを巻きタバコくらいの竹の一端を糸で連ねたコウバシに挟んでよくしごき爽雑物をとります。

 次に日陰干して米糖と一緒に半日くらい煮込んで、またコウバンでしごくとしなやかで強く長い繊維だけが残り糸を積みます。

 現在は高機で製織しますが、機に取り付けた直後も一度米糊を刷いて布をしゃんとさせます。




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