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草木染 手織 みさやま紬
「 ピンク×黄色×白 小格子 」
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みさやま紬 横山俊一郎作 ピンク×黄色×白 小格子

みさやま紬    草木染 手織  草木染研究所 / 横山俊一郎 作  
染料/栗 玉葱 上溝桜 素材 / 絹糸 手紡ぎ糸    

  本 体 価 格  \320,000−
  税 込 価 格  ¥352,000−  の品 →  
 \300,000−   ( 税込 / お仕立別 )
  


  草木染研究所 横山俊一郎  〜 証紙より 〜

  みさやま紬は信州松本の在、みさやまの里で生産しています。

  東に近く美ヶ原の山並みを仰ぎ、女鳥羽川の源流は近くを流れています。

  山谷に自生する材料を探し求めて草木染を行いますが、生の草木は明るく、透明感のある独特の色彩を見せてくれます。

  染めては干し、染めては干し、色を染め重ねることによって深味が加わり、堅牢度も増してゆきます。

  春夏秋冬・・・・・自然の風景はその色彩を変えてゆきますが、

  草木染も材料の採取時期によって微妙な発色の違いを見せます。

  一期一会の色と申しましょうか、草木染の良さを訴えてゆきたいと思います。


  先代横山英一氏より親子二代に渡り織り続けているみさやま紬は、機場は横山家の一軒のみです。

  紬を商材として扱わせて頂く者としまして、草木染・手織というのは外せない要素かと思います。

  ですが草木染というのは基本的に堅牢度が弱く、上記証紙の文の中でも記述がございますが、

  染めては干して色を枯れさせ、染めては干して色を枯れさせる・・・という作業を行います。

  必然的にシックとか渋いという表現の似合う色合いが多くなり、化学染料のように明るい色合いには成り難いものです。


  本品は、黄色とピンクの小格子です。

  黄色い部分が玉葱、白い部分が栗、ピンクの部分が上溝桜で染められた糸で織上げられています。
  
  単純に黄色とピンクの小格子・・・ギンガムチェックと表現は出来ますが、それでは伝わらない何かがございます。

  化学染料で染めて機械で織ればそれは綺麗でいて、そして単純なギンガムチェックとなるのでしょうが、

  全てを手仕事で製作しているみさやま紬はそうはならないのです。

  熟練の職人業で全生活をみさやま紬の製作の為に注いでいる横山さんではありますが、

  草木染、手織というのは工業製品のような規格品に仕上がらないのです。

  大げさに申せば、反物の長さ13.5mを10cm刻みに切って、同じ表情の布は一枚もない・・・

  ですが全体を通せば一枚の布となっており、

  機械ではできないこの 「 ゆらぎ 」 のよな感覚が、手仕事の温もりだと思います。

  未熟な仕事の織ムラや色ムラではなく、

  究極の職人業なのですが手仕事ゆえの機械には出来ない不均衡が最大の持ち味です。

  紬の基本である、草木染・手織に拘りつつも明るい着こなしがしたい方にはお薦めの一期一会の色合いです。
  

  みさやま紬に見学に行って参りました。詳細はこちらから



  
草木染 手織 みさやま紬 袷 御仕立て上り  
             ¥370,400−  ( 税込 / お仕立上り / 送料無料 ) 

  上記価格には
  国内和裁士手縫仕立て ¥35,200−
  胴裏(グンゼ絹バラ) ¥15,400−
  別染無地八掛     ¥16,500−
  湯通し        ¥3,300−

  合計         ¥70,400− 
  が含まれます。
  パールトーン加工・紋入れ・ぼかし八掛・その他は別途承ります。


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