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手描き京友禅  附下 
「 蔓華紋  」
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手描き京友禅 附下  「 蔓華紋 」    
  本 体 価 格  ¥360,000−
  税 込 価 格  ¥396,000− ( 税込 / お仕立別 ) 
 地色のイメージ

 お仕立て上りイメージ  左右の袖  衽+上前 柄のアップ 
 上前+左右後身  右後肩 衿+左胸  上前部分 
  


  地色は薄梅鼡色くらいの色合いで、ほんのりと藤グレーよりの淡い地色です。

  全体的にふんわりとした印象の友禅です。

  その理由は、通常は塗り絵のように柄の縁取りに糸目と呼ばれる糊を置きます。

  その糸目の堤防の中を友禅し、糊を落とすと縁取りが白く残ります。

  本品は色を付ける所以外は、糸目ではなく糊伏せしています。

  輪郭線の糸目と違い、葉や蔦部分はすべて糊で伏せて染め抜いているのです。

  色挿しする箇所だけを糸目にしています。

  糸目ですと通常は柄の中を色や胡粉や金で塗る必要が出ますが、

  こちらのお品は染め抜いた白をそのままに生かしております。

  糸目で彩色された部分と、糊伏せで染め浮かれた部分の表情の違いが

  コントラストとして表現されます。

  細かな糸目が京友禅では注目を浴びますが、

  この思い描いたままに染め抜く為の糊置きも非常に技術が必要となります。


  当初、染屋さんが持ち込んだ品は地色も違うもので、挿し色も派手目でしたので、

  地色変更、挿し色を赤をやめてオレンジ系、紫系、青系に変えてもらい別染致しました。

  寒色を入れることにより全体のトーンが、スッキリと感じるようになりました。

  華紋の着物は季節感ございませんので、春秋冬でご着用になれます。

  こちらの反物でしたら、単衣にしても宜しい印象です。


  昨今は単衣専用な反物もございますが、

  本来ですと袷/単衣はお仕立ての仕方の問題で、着物の種類ではありません。

  袷に出来るものが単衣にも出来て、袷に出来ないものは盛夏ものという理論です。
  
  
  実物はもっとクールな地色にほんのりと浮かぶような友禅が綺麗な一枚です。

  写真上段右端、下段左2あたりが実物に近い印象です。




  
附下 袷 御仕立て上り  ¥464,200−  ( 税込 / 御仕立て込み / 送料無料 )

  上記価格には
  国内和裁士一級手縫仕立て ¥36,300−
  胴裏(グンゼ絹バラ)   ¥15,400−
  別染ぼかし八掛      ¥16,500− 
  合計           ¥68,200−
  が含まれます。
  パールトーン加工・紋入れ・その他は別途承ります。



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