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着物と帯の専門店
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草木染 花織

 

(沖縄県)

 
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花織の発祥、由来については、機会あるごとに花織に興味を持った人々が研究を重ね、

 その説もインド伝来説・ビルマ伝来説・中国伝来説と色々ありますが、

 いずれもはっきりしたことはわかりません。

 ところが専門家や学者が深く追求してはっきりした説を打出せないのをよそに、

 民間では漠然とではありますが「およそ500年前程前、南方の方から伝わってきた・・・・」

 というのが通説になっています。
 
 由来はどうあれ南方から伝わってきた技法というのは、いつのまにか沖縄の風俗に合うように消化されて、

 今日の沖縄独特の花織に発展してきました。
 
 現在、花織は沖縄全島各地で少しずつではありますが、地域の特色を生かして作られいますが、

 その代表的なものとして「首里の花織」と「読谷の花織」があります。
 
 その大きな違いは「読谷の花織」は地糸の紺の中に花模様の色糸を浮かせたものが多く、

 材質は主に綿で庶民的で可憐なものであるのに対し、

 「首里の花織」は色糸を使わず無地に組織だけで変化をつけてあり、絹を中心に麻、麻と芭蕉布の混織と、

 材質も豊富で淡々とした中にも心憎いばかりの風合いがあります。
 
 そしてそれらの用途は読谷花織が民衆の日常着であったのに対して、

 首里花織は当時の琉球国上流階級七族の晴れ着として使われていました。
 
 その他に与那国島で織られる「与那国花織」などがあります。




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