創業九十余年 着物と帯の専門店
東京都足立区千住柳町41−13
TEL / FAX 03−3881−2039
午前10:00〜午後7:00  日曜・祝祭日定休
 

紫根染

  (岩手県)
■  きものGALLERY
■  国画会会員
■  逸品 絵羽
■  附 下
■  小 紋
■  紬
■  袋 帯
■  九寸名古屋帯
■  八寸名古屋帯
■  羽織・コート
■  長襦袢
■  帯締めと帯揚げ
■  夏物 きもの
■  夏物 帯
■  竺仙 ゆかた
■  赤 札 品
■  掲載品 一覧
 


 
 紫草(むらさき)の宿根を紫染(やや鈍い赤味を帯びた紫色)に使う事から紫根染という名称が付されたものですが、

 昔は奥羽地方一帯から関東地方、近江、大和、四国地方にまで、この紫草は栽培され広く染料として使われたものです。
 
 この南部紫染は、はじめ“岩手染”の名のもとに、遠く鎌倉時代、すでに天下に周知されていましたが、

 南部信直公の盛岡治城以後、代々国産として保護奨励され、南部紫と呼ばれるようになりました。

 またこの地方には南部茜染(茜草の根ー黄赤色を染料とし主に絹染に使われ、特に王朝時代の朝服には盛んに使われています。

 当時は紫草と同じく本州、四国、九州等に自生し、特に河内産が最良とされていましたが、現在は岩手、秋田の両県地方でのみ栽培されています。)

 といのがありますが、前記南部紫の姉妹染として、共に昔からこの地方の特産とされてきたものです。
 
 南部紫と茜染は、いまでは岩手(盛岡市)、秋田の地方のみに残っていますが、その染料としては、山野自生の紫草根または茜草根などを用い、

 きわめて煩雑な手数と永い日子を費やして染め出されています。
 
 南部紫と茜染は、色彩が沈着優雅で深見があり、かつその染ムラに特徴ある美しさを持っており、

 昔から陰湿を駆り、疫癘を除く効果があると言い伝えられています。

 現在では盛岡市を中心に、一般衣料地・帯地・夜具地・座布団地・クッション・ネクタイ・壁掛・染額・テーブルセンター・暖簾・袋物類・紐類など

 広く趣味的なものも生産されています。





トップページ > 着物博士 > 紫根染
 

 
 株式会社田村屋/(c) KIMONO TAMURAYA ※許可なく複製・転載を禁じます