綴れ帯 つづれおび

  (京都府)


 
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 つづれ織で織った最高級の帯地(丸帯・袋帯・名古屋帯)のことですが、つづれ織は錦織物の一種で、つづれ錦ともいい、

 織り方の方法は非常に古く、紀元前1500年頃、エジプトにおいて、コプト織として麻に羊毛、または絹糸を使用したつづれ織があり、

 日本における現存のものでは、正倉院蔵の聖武天皇(701〜756)の御袈裟と伝えられる樹皮色織成があります。

 下って江戸時代にいたるまで国内で織られた記録はありませんが、江戸末期に京都西陣において、この織物の研究、再興がなされました。

 以降フランスのゴブラン織の研究などとあいまって、今日のみごとなつづれ織が完成したのです。

 組織は平織りですが、経糸、緯糸とも太めの諸より糸(駒より糸)を用い、緯糸に各色の色糸を織り込みます。

 経糸の下に置いた正絵(図案の事)に、色を合わせながら、多くの杼を用いて緯糸をくぐらせ、刻みをつけた爪の先で緯糸を織り込み、

 さらに毛筋立てのようなものでつめてゆく。このために経糸は、模様の部分においては、ほとんで隠れるような織り上がりになります。

 緯糸を返す位置に、はつり、又はつり孔(め)といって、他に見られない間隙ができます。

 また、横につながる模様は織れるが、直立する一本の線は織れないのも特徴といえ、手織つづれは組織の密度が細かく、

 爪の先を用いて緯糸一本一本を入れてゆく為、非常な時間と労力を要しますが、その精巧な糸使いと豪華な地風は、他に類を見ない芸術品といえます。

 その技術は京都西陣独特のものです。




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