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江戸小紋 廣瀬雄望作 「 蝶に桜 」 11月1日〜12月28日まで 小紋GALLERYに掲載の記念特価品以外のお品袷・単衣のお仕立て代無料! 掛かる裏地代なども含みます。(パールトーン、紋入れなど別途) |
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江戸小紋 「 蝶に桜 」 |
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本 体 価 格 ¥220,000−のお品( 税込 / お仕立て別 ) 江戸小紋 袷 お仕立て上がり ¥284,900− ( 税込 / お仕立上り / 送料無料 ) |
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地色のイメージ | ||||||||||||||||||||
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元々は江戸城内で武士が着る公式の礼装着である裃が無地であったのが、 小紋柄を使用しだし、各藩が「定め小紋柄」を決め他藩への使用を禁じたのが始まりと云われています。 武士の中で江戸小紋が浸透するに連れて、武士に憧れる裕福な町人達が真似をするように江戸小紋を衣装に施すようになります。 次第に町人(主に豪商と言われる)は競うようにお洒落を楽しみ出し、自由な柄の江戸小紋が生まれます。 当初は男性の略式礼装着でしたが、徐々に女性へも広まりました。 本品は 「 蝶に桜 」 という柄名です。 贅沢な二色染の江戸小紋です。 白生地に、赤を引き染してから型紙にて糊を置き、再度柳煤竹色を引いて糊を落とすと こちらの蝶に桜の柄が赤く浮き上がる・・・という手順を踏んでいます。 地色は柳煤竹色のような、緑を感じる鼠系の色に朱赤の柄色という取り合わせです。 着物としても面白いですが羽織などにもお薦めです。 こちらのような変わり柄、変わり色というのは問屋染出し品ならではと云えます。 小売店も別注を出しますし、消費者の方からも依頼を受けての別注というのはございますが、 どうしても無難な色、手堅い柄に成りがちです。 別注しなくても在るのでは!?という色柄を染出ししがちなのです(笑) 問屋さんには染出し担当という方がおり、担当している染屋さんに色柄を指定して注文します。 勿論ベテランの担当となりますが、良くも悪くも自分の腹が痛まないのが、 業界で唯一問屋の染出し担当なのでは〜と思うのです。 染屋も小売店も消費者も別注すると自腹となりますので、無難で手堅くなりますが、 問屋の染出し担当は会社のお金で染出しするので、冒険が出来ます。 バブル期に着物が今では見られない多種多様な色柄が出来た理由はここに在る様に思います。 現在では染出し担当がいるような問屋は皆無に等しく、社長兼染出しという体制が多くなりました。 色無地の代わりに〜〜という昔からの呉服屋セールストークでなく、 江戸小紋として普段からお楽しみ頂ける着物かと存じます。 型に彫る点の密度と大きさを変えるだけで表現された1色摺りの反物は、 たった1色ですが、その柄の陰影で大変味わい深い染め上がりとなります。 遠目、淡い色無地? 中間距離でぼかし染?? 近くに来てあっ江戸小紋なんだ・・・と見る方は思うはずです。 その時に定番柄でなく、本品のような代わり柄はちょっと捻ったお洒落がお楽しみです。 江戸小紋は万筋や鮫小紋が定番ですが、定番柄はシルクスクリーンやプリントものも多く出回っており新鮮味に欠けます。 珍しい柄は数も出回りませんので、ロットの多いシルクスクリーンやプリントには向かない商品です。 昔の景気の良い頃に型紙を製作・収集していた廣瀬さんならではの、 ちょっと楽しくなる柄を心掛けて取り揃えて参りたいと思います。 作業工程は田村屋サイト内の着物博士→江戸小紋を御覧下さい。 弊店では買取仕入れにこだわり価格を抑えて参りましたが、 ついにこの価格まで届いてしまいました。 例えば最盛期1000反を生産していた染工場が現在500反としますと 工場を支える為にはおおよそ1反単価を二倍にしないとなりません。 1から10まで一人で製作する作家ものと違い、ある程度の規模のいる工場というのは 生産量が減れば減る程、効率が落ち単価が上ります。 今後も事業として続けていく為、廣瀬の江戸小紋は価格改定致しました。 何十年後にも江戸小紋が東京で染められる為に・・・ご了承くださいませ。 |
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