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江戸小紋 廣瀬雄望一作 「 万筋22本 」 |
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江戸小紋 「 万筋22本 」 |
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| 本体価格 ¥616,000−のお品→ ¥440,000−( 税込 / お仕立て別 ) 江戸小紋 袷 お仕立て上がり ¥507,100− ( 税込 / お仕立上り / 送料無料 ) |
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| 染色のイメージ | ||||||||||||||||||||
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元々は江戸城内で武士が着る公式の礼装着である裃が無地であったのが、 小紋柄を使用しだし、各藩が「定め小紋柄」を決め他藩への使用を禁じたのが始まりと云われています。 武士の中で江戸小紋が浸透するに連れて、武士に憧れる裕福な町人達が真似をするように江戸小紋を衣装に施すようになります。 次第に町人(主に豪商と言われる)は競うようにお洒落を楽しみ出し、自由な柄の江戸小紋が生まれます。 当初は男性の略式礼装着でしたが、徐々に女性へも広まりました。 本品は 「 万筋22本 」 という柄名です。 江戸小紋の中で実は一番人気なのでは?と思われる万筋です。 22本とは1寸の間に縞が22本入っている事を指します。 こちらの型紙の長さは約18cmで一反13,5mを染め上げるのに78回も型紙をずらして 糊置きを繰り返す事になります。 通常の柄小紋などでは型紙が大きい方が高級とされています。 繰り返し柄の間隔が広いほど豪華に見え大きな型紙が必要で高級品となるのですが、 江戸小紋は逆で柄の細かい高級なものほど、型紙が短くなります。 それだけ細かな型紙を彫る事が難しいのです。 緻密な細かな型紙を彫るのは短い型紙で精一杯ということです。 本品の染色は薄藤グレーといった色合いで、柄部分を見ますとグレーにも思いますが ほんのりと色付いた優しい上品な染め上がりです。 黒×白や鼠×白の万筋では粋過ぎると感じられる方に、優しくフェミニンな万筋でお勧めです。 江戸小紋は万筋や鮫小紋が定番ですが、定番柄はシルクスクリーンやプリントものも多く出回っており新鮮味に欠けます。 珍しい柄は数も出回りませんので、ロットの多いシルクスクリーンやプリントには向かない商品です。 昔の景気の良い頃に型紙を製作・収集していた廣瀬さんならではの、 ちょっと楽しくなる柄を心掛けて取り揃えて参りたいと思います。 作業工程は田村屋サイト内の着物博士→江戸小紋を御覧下さい。 弊店では買取仕入れにこだわり価格を抑えて参りましたが、 ついにこの価格まで届いてしまいました。 例えば最盛期1000反を生産していた染工場が現在500反としますと 工場を支える為にはおおよそ1反単価を二倍にしないとなりません。 1から10まで一人で製作する作家ものと違い、ある程度の規模のいる工場というのは 生産量が減れば減る程、効率が落ち単価が上ります。 今後も事業として続けていく為、廣瀬の江戸小紋は価格改定致しました。 何十年後にも江戸小紋が東京で染められる為に・・・ご了承くださいませ。 |
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