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創作手織 吉野間道 九寸名古屋帯 | |||||||||||||||||||
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創作手織 九寸名古帯 「 吉野間道 」 |
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本 体 価 格 製作者保護の為、価格はお問い合わせ下さい |
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大島紬の機屋のご子息が、減産一方の大島紬の織子さんへ何か新しい仕事を・・・・ との発想から、染色〜機織を大島紬の産地にて独自の展開をみせる隼人紬工房の作品です。 帯を織る事で新しい仕事も生まれますし、新しい帯が大島紬に合う事で大島紬の振興にも役立つ・・・ という二重の効果が期待出来ます。 細々とではありますが、田村屋では20年近くに渡り隼人紬さんの製品を取り扱って参りました。 最近はネットの普及と狭い呉服業界ですので、検索しますとチラホラと見つかります。 嬉しくもあり、残念でもあり・・・雑誌などにも掲載されたりと段々と有名になってしまうのかなぁ・・・と。 本品は、吉野間道の手機で六枚の綜絖を駆使して織る大変に手間の掛る九寸名古屋帯です。 名物裂としても有名で、寛永の三大名妓である吉野太夫に京の豪商・灰屋紹益が贈ったと言われております。 隼人紬さんの定番?ヒット商品!?の吉野間道帯にニュータイプの登場です。 経、緯ともに節のない高級光沢糸を使用したモダンスタイルな帯が出来上がりました。 節のない細身の糸は、タテに1620本も並んでいます。 大島紬の着尺で1240本ですので、こちらの帯の密度の濃さが伺えます。 細い糸を密度高く織り上げた事により、光沢があり、サラリとしつつ、しっかりとした帯になっています。 以前の紬風の織味も個人的には好きでしたが、 モダン&シャープなこちらのタイプも上品、綺麗めスタイルな着姿が容易に想像出来ます。 織味が変わり、単衣向きにも人気です!とは隼人紬さん後日談 もっと早く教えてくれれば・・・。。。(笑) 追記: 本品はタテ糸ヨコ糸共に白で織り上げてあります。 云わば白生地のような状態ですが、白生地は機械織で本品は手織となります。 しかも六枚綜絖を使用した織のテクスチャを手織で白生地のように織り上げる事は至難の業なのです。 同じリズムで同じ力加減で織り続けなければ、綺麗な手織りの白生地は織り上がりません。 また、糸の整経段階でも非常に気を使ったようで、 織子さん、整経している隼人紬さんともに、もうやりたくない仕事・・・との事。 絹の地紋と光沢のみの帯。 キラリと光る一本です。 |
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03275000 | ||||||||||||||||||||
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