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本場結城紬 無地 別誂 |
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流通ルートの見直しにより、本場結城紬 (高機・地機)の別誂え織の価格を改定させて頂きました。 現在まで、織上がりの製品に付きましては、仕入れルートの開拓、支払い条件などにより 所謂定価とされている価格よりも抑えて販売出来て参りましたが、別注品となる誂え織に関しましては、 通常ルートを通さなくてはならず、上記の価格にてお願して参りました。 今回より、東京・京都の有力問屋は元より、産地問屋より先の方に別注が可能となり、 中間マージンが大幅に無くなります。 既成の在庫品並みの価格で、お好きな色にて別誂え織が可能です。 ですが、織上がる反物には産地問屋で構成される 「 本場結城紬卸商協同組合 」が発行する証紙が添付出来ません。 これは、産地問屋を通さない為に、当たり前と云えば、 当たり前なのですが、ラベルが命ともいえる結城紬ですので、 ご理解が必要かと存じます。 実際に仕事をしている職人は同じなのですが、流通をカットする事によりラベルも付かなくなります。 産地問屋を通さないと、真中2枚のラベルが付かないのですが、 これは機屋からの商品流出を防ぐ効果もあったと思われます。 問屋というのは、ダムのような機能を果たしてきたと思います。 市場のニーズがある時も、ない時も、 製品を買取し、在庫として持ち、ニーズのある小売店(地方問屋)に流していたのです。 問屋が買取してくれるので、職人は安心して仕事に打ち込めました。 小売り店(地方問屋)も問屋が在庫を持っているので、 お客様から声が掛った時に、一声で商品が揃いました。 今このダムが決壊し、持ち切れなくなった在庫が様々なルートで市場に安く出回り、 また新しい仕事は発注しなくなってきました。 品質に関する検査は、本場結城紬検査協同組合にて、高機・地機の区別から、織ムラなど精査されます。 商品に差はありません。 |
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上記2枚のラベルのみ添付されます。 どちらも、本場結城紬検査協同組合が発行する証紙です。 |
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上記2枚のラベルは本場結城紬卸商協同組合発行している証紙です。 今回の別誂え織は、産地問屋を飛び越えて依頼しているので、添付されません。 |
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ご注文の流れ |
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まずは最初に高機か、地機(いざり機)かをお選び頂きます。 高機と地機の違いは、使用する糸も違いますが、その織の組織が違います。 高機が経糸上下で、緯糸を挟み込むように織上げていくのに対して、 地機は経糸が上下に揃って動きますので、織上がりに違いが出て参ります。 |
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次にお好みの地色をお伝え下さい。 本場結城紬は先染めの織物ですので、織上がった白生地を染めるのではなく、 糸をお好みの色に染めてから、織上げます。 高機の場合・・・経糸・緯糸同じ色にて織上げます。 地機の場合・・・経糸・緯糸違う色のご指定も可能です。 この場合は、格子になるのではなく、 経糸と緯糸が混じり合った色の反物が織上がります。 結城紬の特性上、経糸の方が緯糸より太く、 色の構成比でタテ65%ヨコ35%の比率で織上がりに影響が出ます。 どちらの場合にも、糸染めは結城紬の染色部門の伝統工芸士である 大久保雅道 氏に依頼しております。 織上げる前に、糸を試験染めしてお客様にご確認して頂きます。 |
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本場結城紬 の熟練の職人が染め上がった糸を地機、高機それぞれの技法にて織上げてくれます。 織上がり後、 「本場結城紬検査協同組合 」にて品質のチェックを受けて検査証が貼られます。 |
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織上がり後もご確認の上、お仕立させて頂ければと存じます。 | ||||||||||||||||
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500色以上の色見本裂 | ||||||||||||||||
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